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低糖質食材の大根はなぜ千六本に切るというの?

せん切り大根とクコの甘酢浸し

●雪うさぎのようなかわいい和え物

子供の頃、雪が降ると作りたくなる雪うさぎ。手のひらの雪に南天の赤い実をふたつつけただけでたちまちうさぎに見えました。もうすぐ二月も終わり、もうすぐ春ですね。そこで今回は冬の思い出に雪うさぎに似た色合いの和え物をご紹介します。材料は大根の千切りとクコの実。さて、根菜類は、細く切ることを千(線)切りにすると言いますが、大根だけは千六本ともいいます。大根は昔、蘿富(ろふ)と呼ばれていました。大根の千切りを千蘿富(せんろふ)と呼び、その「蘿富(ろふ)」を「六本(ろっぽん)」としゃれて呼んだというところから、千切りのなかでも大根だけは千六本と呼ばれるようになったのだそうです。

【せん切り大根とクコの甘酢浸し】
・材料と作り方(2人分)
1大根(100g)は5cm長さのせん切りにし、塩(小さじ1/4)をふってしんなりしたら、布巾に包んで汁けをしぼる。
2.酢(大さじ3)、砂糖(大さじ1/2)、塩(少々)にクコの実(小さじ2)を浸し、大根を和える。
(糖質:7.4g、エネルギー:37kcal、塩分:0.9g)

甘酸っぱく、さわやかなあと味。大根をしんなりさせて調味料を浸透しやすくするのが調理のポイントです。砂糖の代わりにダイエット甘味料を使えば、砂糖に比べカロリーを抑えられ、血糖値の上昇も防げます。冷たいデザートをはじめ、ドレッシングや和え物、酢のものにはお砂糖と同じ重量で使える、液状タイプのラカントで置き換えると、加熱しない調理でも溶け残る心配もなく便利です。

UPDATE : 2021.02.25

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