1. 糖質.jp
  2. 糖質トピックス
  3. ゆっくり食べる方法に新たなアプローチ

ゆっくり食べる方法に新たなアプローチ

ゆっくり食べる方法

科学的な“ゆっくりと食べる”指導とは

さまざまなテンポのリズムを聞かせることで、食事時間、咀嚼回数、口に運ぶ回数(ピザを何口で食べるか)、咀嚼テンポ※(咀嚼のスピード)を測定し、食事時間に影響を与える要素を検証。という検証論文(※)を紹介いたします。(※)出典:Greater Numbers of Chews and Bites and Slow External Rhythmic Stimulation Prolong Meal Duration in Healthy Subjects (Nutrients 2025年3月10日)

研究の内容は
研究の参加者は平均37.2歳、男性15人、女性18人。
1枚(約20センチ)のピザを4等分して、メトロノームのリズム(0・40bpm・80bpm・160bpm)に合わせて、1/4ずつ食べてもらい、食事時間、咀嚼回数、咀嚼のテンポ(スピードに当たる)、口に運ぶ回数(1/4切れのピザを何口で食べたか)について調べました。

発表された研究結果は
食事時間は咀嚼回数、口に運ぶ回数と関連しており、噛む回数を増やす、一口を小さくするなどの指導は科学的にも理にかなっていることが示されました。
また通常の半分のテンポのリズムに合わせると、食事時間、咀嚼回数、口に運ぶ回数がいずれも増加しました。

研究発表者の意見
肥満の方はゆっくり食べた方が良いとお医者さんに勧められたことのある人も多いと思いますが、どのような方法でゆっくり食べるかは実は難しい問題です。
この検証によって、食事時間は咀嚼回数、口に運ぶ回数と関連しており、噛む回数を増やす、一口を小さくするなどの指導は科学的にも理にかなっていることが示されました。他方、テンポはある程度一定なので、テンポを変化させることは難しいこともわかりました。早い音楽に合わせて、早く食べることは難しいようで、逆にゆっくりとした音楽をかければ、食事時間もゆっくりになる可能性があります。今回の検証でも通常の半分のテンポのリズムに合わせると、食事時間、咀嚼回数、口に運ぶ回数がいずれも増加しました。音楽をかけながら食べることには人により好みが分かれますので、まずは噛む回数を増やす、一口を小さくすることを意識して食べることが大切です。


水谷俊江
/管理栄養士 2級ファイナンシャル・プランニング技能士

UPDATE : 2025.07.21

関連するキーワード

糖質トピックス

糖質についての様々な読み物コンテンツ!

関連記事