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【ロカボで丁寧な暮らし】爽やかな香りとほろ苦さ 八朔ママレード

ママレード

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プライベートに仕事に忙しい、Webマーケティング代理店に勤める32歳、ロカボっ子、彼氏募集中です。
体重は気になるけれど食べることが大好き!ロカボ知識ほぼゼロの私が、ロカボ先生にアドバイスをもらいながら、「糖質オフ生活」に挑戦するこのコーナー。
丁寧な暮らしをテーマに、忙しい毎日でも楽しめるロカボな手仕事に取り組んでいきます。
今が旬の柑橘類。八朔やデコポンなど、みかん以外にもいろいろな種類が出回っています。
普段は皮をむいて実だけ食べる柑橘類ですが、皮ごと使って手作りママレードに挑戦!少し手をかけるだけで糖質を抑えてちょっぴりほろ苦い手作りならではのおいしさが楽しめます。一緒に市販のジャムの糖質や柑橘類に含まれる成分についても学びましょう。

皮ごと食べてヘスペリジンと食物繊維を摂り入れる

冬と言えばこたつにみかん、というイメージがあるように今の時期はさまざまな種類の柑橘類が出回っています。そのまま食べてももちろんおいしいですが、実は皮にも栄養素が含まれているのをご存知でしょうか?柑橘類の皮は苦みや固さでそのまま食べるのは難しいですが、オレンジピールやママレードのように加工すればおいしく食べることができます。
ただし、市販のものは大量の砂糖を使って作られているため、糖質の摂り過ぎにもなりやすい食品でもあり、注意が必要です。
今回は旬の八朔を皮ごと低糖質なママレードにすることで、ロカボ生活を楽しみながら、おいしく皮まで低糖質に食べられる方法を学びましょう。

先生先生
ロカボっ子
確かにジャムは確かに甘さが強いイメージがありますが、市販のジャムにはどのくらい糖質が含まれているのかまで考えたことはありませんでした。
また、野菜や果物は皮にも栄養があると言われているものは多いですよね。ですが、柑橘類の皮は普段は捨ててしまっていますし、栄養素が含まれているイメージが全然わきません。具体的にどのような栄養素があるのでしょうか?

商品にもよりますが、一般的にジャムの糖質量はフルーツの正味重量の60~100%とされています。常温で保存しようと思ったら80%以上の砂糖が必要です。つまりジャムを果物と同じ感覚で食べてしまうと、半分以上が砂糖だと気づかずに糖質を摂り過ぎてしまうことになるため、注意しましょう。
 
柑橘類の皮にはペクチンと呼ばれる食物繊維が含まれます。多くの果物や野菜に含まれますが、柑橘類やりんご、バナナに多いと言われる食物繊維です。糖類と酸と一緒に加熱することでゼリー状に固まる性質を持つことから、ジャムを作る際、とろっとしたゲル状にするために欠かせない成分でもあります。分類としては水溶性食物繊維の一種にあたり、食後の血糖値の上昇を抑える作用があるほか、コレステロールやナトリウムを排出するはたらきも持ち、血液中のコレステロール値の上昇や血圧が高くなることの対策にも役立つ成分です。(※1.2.3.4)

先生
ロカボっ子
甘いとは思っていましたが、保存のためにそんなに砂糖が含まれていたなんて…。
ペクチンは聞いたことがあります!ジャムのとろみは食物繊維によってついていたのですね。ママレードが皮ごと作られているのにも理由があったのですね。皮ごと食べられてさらに血糖値のコントロールにも役立つならママレードは積極的に取り入れたいですね!

ほかにも柑橘類の果皮にはポリフェノールの一種であるヘスペリジンと呼ばれる成分も含まれます。ラットの研究ではありますが、ヘスペリジンを摂取することでインスリン感受性を良くし、インスリン抵抗性と糖尿病の対策になる可能性があることが期待できるとされているのです。
それ以外の作用としては抗酸化作用や血圧の上昇を抑える、血中のコレステロール値を下げる、アレルギーを抑える、骨密度の低下を抑える、ビタミンCの吸収を促す、などがあげられます。アレルギー反応による炎症を抑える作用は花粉症対策としても役立つと言われるため、花粉症の症状に悩む方は今から積極的に摂り入れておくのもおすすめです。また、血流を良くしてくれることから、手先や足先など末梢の血管の血流も良くして体温の上昇を促し、冷え性対策にもなります。寒い今の時期にはうれしい成分ですね。(※5.6.7)

先生
ロカボっ子
ヘスペリジンは初めて聞く成分でしたが、そんなにたくさんの作用を持っているなら積極的に摂り入れたいと思います。市販のジャムでは糖質を摂り過ぎてしまうことも分かったため、今回のレシピでラカントSを活用して手作りして糖質を抑えながら上手に摂り入れたいと思います!

今回のレシピは基本的にどの柑橘でも同じように作れるため、八朔に限らずお好みの柑橘類で試してみてもよいでしょう。違う種類の柑橘で作り比べてお気に入りを見つけるのも楽しいと思いますよ!ただし、ラカントSの割合は一般的なジャムよりも少し少なめになっているため、常温には置かず、冷蔵庫で保存してくださいね。

先生

爽やかな香りとほろ苦さ 八朔ママレード

ママレード

<材料 作りやすい分量>

    • 八朔 2個(約600g)
    • ※皮と実のみで約400g
    ラカントS 顆粒 160g(皮と実の重量の40%)

<作り方>

①八朔は皮を塩(分量外)でみがき、よく洗う。
(もしくは食品にも使用可能な洗剤でよく洗う。)

ママレード
ママレード

②①の上下を実が見えるくらい切り落とし、皮を厚めにむく。

ママレード
ママレード
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③皮は白いワタ部分をそぐようにして少し残る程度に取り除く。

ママレード
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④鍋に湯を沸かし③を入れて再沸騰するまで加熱し、ゆでこぼす。

ママレード

⑤④の水気をきり、せん切りにする。

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⑥果肉は包丁で切り込みを入れながら取り出し、小角に切る。薄皮と種は取り分ける。

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⑦取り分けた薄皮と種をお茶パックに入れる。

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⑧鍋に⑥、⑤、ラカントS顆粒、⑦を入れて火にかけ、沸騰したら30分~1時間程度とろみがつくまで弱火で煮る。

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⑨清潔な瓶を消毒し、移し替えて保存する。

ママレード
ママレード

※ポイント
・柑橘によって苦みが強い場合があります。苦みを抑えたい場合はワタを丁寧に取り除き、少し長めにゆでると良いでしょう。
・冷蔵庫で保管するとラカントSが結晶化してくることがあります。その場合は食べるぶんを取り分けて少し温めましょう。
・冷蔵庫で保管し、できるだけ早めに食べきるようにしましょう。

ロカボっ子
柑橘類の爽やかな香りが、最初の塩で磨いているときから香って、とてもリラックスできる手仕事でした。下ゆでの手間はありますが、材料も2つだけですし、煮ている間はたまにかき混ぜる程度なので、楽しんで作ることができました!
甘さも控えめでほろ苦い皮の風味も良いバランスで大満足な仕上がりです。他の柑橘でも試してみたいと思います!
たくさん作ったつもりでしたが、ヨーグルトに加えたり、紅茶に入れたり、朝食のおともにしたりと使える場面が多そうなので、あっという間になくなりそうです。

工夫次第で楽しく、簡単に糖質オフ生活

ラカントSは羅漢果(らかんか)の高純度エキスと、とうもろこし由来の甘味成分エリスリトールから作られるカロリーゼロの植物うまれ甘味料です。原料の羅漢果は中国の桂林という場所で、契約農家により農薬を徹底的に管理して作られたもののみを使用しています。
安心して使える甘味料だからこそ、毎日の生活に取り入れやすいですし、季節の食材を楽しむ手仕事にもぴったりです。ラカントSを使ったママレードは時期によって違う柑橘類でも楽しめるため、定番レシピにして、1年を通して楽しんでみてくださいね。(※8.9)

先生

【参考文献】
※1:いちごジャム|辻調理師専門学校
※2:ペクチンとは|アヲハタ
※3:ペクチンとは?構造・種類・ゲル化の仕組み・食品への活用まで徹底解説|食品開発ラボ
※4:水溶性食物繊維が多い食品は?1日の摂取目標量や効率のよい摂取法を紹介!|mizkan
※5:糖転移ヘスペリジン|glico
※6:ヘスペリジン|わかさの秘密
※7:Hesperidin prevents hyperglycemia in diabetic rats by activating the insulin receptor pathway|SPANDIDOSPUBLICATIONS
※8:ラカントとは?|サラヤ株式会社
※9:羅漢果(ラカンカ)とは|サラヤ株式会社

UPDATE : 2026.02.09

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