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低血糖は、脳萎縮の進行と関連!?

「低血糖と高血糖、どちらも脳萎縮の進行と関連」
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/easd2013/201309/532624.html
日経メディカルオンライン(2013.9.27)のレビュー記事

こんにちは。佐々木です。
今日は、今年のヨーロッパ糖尿病学会でのダイジェストページをご紹介しつつ、
コメントしていきます!

発表内容を見ると、
2型糖尿病患者さん121名について、5年後の脳萎縮度を調べたそうです。

脳萎縮が大きった群と、委縮がほとんどなかった群について、
いくつかの要因に群による違いがあるのかを調べたものです。

その中で、低血糖については、萎縮が大きかった群は、
ほとんどなかった群に比べて、低血糖発作の回数が有意に多かった
(月に3回以上、25% 対 6.7%、P=0.029)と報告されています。

image

さらっと読むと、低血糖発作を起こしやすい人は脳を萎縮させやすいように感じてしまいますが、この結果から言えることは、脳萎縮が起きている人の方が、低血糖発作を起こす頻度が高かったということです。

低血糖が原因で、脳に萎縮が起きたのか、
脳萎縮が原因(認知機能が低下した)で、血糖管理ができなかったのか、

このことからは、まだ分かりません。

今後のメカニズムなどの研究が待たれるところです。

しかし、糖尿病患者さんにおいて、低血糖発作の予防や対策も含めた血糖管理が
重要なことはいうまでもありません。

脳萎縮との関連は今後の研究に期待をしつつも、まずは、今まで通り、
適切な血糖管理を心がけるようにしてくださいね。

佐々木由樹

東京都出身 女子栄養大学栄養学部卒業
東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻 社会予防疫学分野 客員研究員

UPDATE : 2013.11.01

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