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炭水化物の摂取量が多いと心疾患になる!?

Dietary Carbohydrates, Refined Grains, Glycemic Load, and Risk of Coronary Heart Disease in Chinese Adults.
http://aje.oxfordjournals.org/content/early/2013/09/04/aje.kwt178.abstract.html

こんにちは。佐々木です。
今日は、中国から発表された研究結果をご紹介しつつ、コメントしていきます!

まず、この論文の主旨は、

・中国人の男女(40~74歳)、約11.7万人を対象とした調査。

・どんな食品をどのくらい食べるかを質問する食事摂取頻度調査法によって、対象者がどのくらいのエネルギー(kcal)や栄養素、どんな食品をよく食べているかを調べた。

・食事調査の結果、男女ともに摂取エネルギーのうち約68%が炭水化物によるものであった。炭水化物の摂取源の70%は白米であった。

・炭水化物摂取量と心疾患の発症リスクは男女ともに関連があった。炭水化物の摂取量を低い方から4群に分けると、心疾患を発症しやすさは1倍、1.38倍、2.03倍、2.88倍となった。

ざっとですが、こういったことが書かれている論文です。

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世界的に見ても、炭水化物の量と心疾患の発症率の関連を認める論文は多くあります。しかも、今回は、文化的・遺伝子的に近いとされる中国人の結果ですので、とても興味が沸きますよね。

 

【ここに注目】

ちなみに、日本人は、
男女ともに、総摂取カロリーの約63%を炭水化物から摂取していて、
炭水化物の摂取源となる白米の割合は、男性44%、女性53%(i)
と、
今回の調査の結果よりは低いようです。

さらに、他の論文を見てみると、
・炭水化物が多いと心疾患になりやすくなる。
・しかし、精製されていない穀類(全粒粉や玄米など)を多く摂っていると心疾患になるリスクが20~40%減らせる(ii)
と報告されています。

今回の中国の結果を直接日本人に当てはめることはできませんが、
ご自分で、白米の摂取量が多いと感じる方は、
その量を減らしてみるか、玄米などに変更してみてはいかがでしょうか?


(i) 平成23年国民健康・栄養調査報告
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou/h23-houkoku.html
(ii) Cereal grains and legumes in the prevention of coronary heart disease and stroke: a review of the literature. European Journal of Clinical Nutrition (2006) 60, 1145–1159.

佐々木由樹

東京都出身 女子栄養大学栄養学部卒業
東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻 社会予防疫学分野 客員研究員

UPDATE : 2013.08.29

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