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ゼロなのになぜ甘いの?

01. 糖質ってなに? ゼロなのになぜ甘いの?

 

「糖質ゼロ」、「糖類ゼロ」って書いてあるのに甘い、そのカラクリは?

「糖質」と「糖類」は同じではありません。 ぶどう糖や果糖などの「単糖」と、砂糖、乳糖、麦芽糖といった「二糖」、が糖類です。その糖類に、でんぷんやオリゴ糖、糖アルコールを加えたものが糖質です。

詳しくは 01.糖質ってなに? 糖質にはたくさんの種類があるんです

パッケージに「糖類ゼロ」と書いてあるのに甘い食品や飲料では、オリゴ糖や糖アルコールを甘味料として使っている場合もありますし、羅漢果やステビアといった植物由来の甘味成分からなる甘味料、あるいは合成甘味料が入っている場合もあります。

「糖質ゼロ」なのに甘いなら、上記のうち、オリゴ糖や糖アルコール以外の甘味料で甘みを付けていると考えられます。

 

ホントはゼロじゃないゼロって?!

「無糖」「ノンシュガー」「シュガーレス」は「糖類ゼロ」と同じ意味です。ノンシュガーやシュガーレスといっても、シュガー(=砂糖)ではなく糖類全般を指しています。

さらには「低糖」や「微糖」というのも見かけますが……。これらの表示については健康増進法に基づく栄養表示基準制度によってルールが定められています(下図)。よくよく見てみると、無糖やノンシュガーといっても、必ずしも完全に糖類ゼロとは限らない、ということも分かります。

 

「無糖」「ノンシュガー」「シュガーレス」→食品100g、飲料100ml当たりの糖類0.5g未満 「低糖」「微糖」「糖分カット」「糖分」控えめ→食品100g当たりの糖類5g以下、飲料100ml当たりの糖類2.5g以下

 

参考: 消費者庁、栄養表示基準制度とは

UPDATE : 2015.09.18

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