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【ご当地!低糖質レシピ#32】やさしい甘みが口でほろり……秋からおいしい和栗の栗きんとん【糖質オフ】

和菓子の栗きんとんは、炊いた栗にお砂糖を加え、茶巾で絞ったお菓子。工程がシンプルだからこそ、素材や練り上げる工程が味を大きく左右します。職人さんたちが作る栗きんとんは、口にいれるとほろりとほどける柔らかさと上質な味わいが特徴。高級な手土産としても安定の人気を博しています。

栗きんとんの発祥の地であり、本場とされるのは岐阜県東濃地方(中津川市、恵那市など)です。山の恵みが豊かな岐阜県では、昔から秋に上質な山栗が実っており、各家庭で自生している栗をいろいろな調理法で食べていました。その中で、日持ちがするようにアレンジされたのが栗きんとんの始まりと言われています。


栗きんとん

岐阜県内の和菓子店の多くは、国産の栗の収穫が始まる9月1日から翌年1月ごろまでを栗きんとんの製造・販売期間と定めています。安価な外国産の栗が出回る中も、旬かつ地元の国産和栗を使うことに、こだわりが感じられます。この季節になると、バスツアーや栗きんとん巡りをするファンが増え、「栗渋滞」と呼ばれる混雑も珍しくないそう。それだけ多くの人を惹きつける和菓子なんですね。

そんな秋限定の味覚、和栗の栗きんとんですが、やはり気になるのが糖質。1個のサイズは大きくないものの、ひと口食べたらもうひと口、2個、3個と止まらなくなる美味しさなので、幾つ食べようか悩んでしまいます。

今回は甘さにラカントSシロップ、コクをプラスするために生クリームとラム酒を加えて、糖質オフ。ご家庭で簡単にできるレシピをご紹介します。季節限定、和栗のきんとんを思う存分楽しみましょう。

 

【糖質オフ】やさしい自然な甘さがあとを引く和栗の栗きんとん

<材料 6個分>

  • 甘栗 150g
  • ラカントSシロップ 35g
  • 生クリーム 大さじ2
  • ラム酒 小さじ1

材料

<作り方>

① 甘栗を電子レンジにかけて温めて柔らかくし、ラカントシロップを加えてブレンダーでなめらかになるまで混ぜる。

② ①に生クリームとラム酒を加え、さらにまんべんなく混ぜ合わせる。

③ 均一になったら6等分し、ラップで茶巾の形に絞るように包む。

 

和栗ならではのやさしく自然な甘みが
口でほろりとほどけゆく
 

▲茶巾で絞った形やサイズ感が可愛らしいです。
 

旬の和栗ならではの“上質な味わい”と“口あたり”

味は栗そのもののやさしく自然な甘さに近く、舌あたりはとても滑らかで噛む必要がありません。口の中でほろりと溶けゆく感じは、まるで和三盆のよう。天にも登るような上質な味わいです。

甘さが強いわけではありませんが、コクや風味が高いので、苦味のある抹茶やコーヒーにもぴったり。たまには、こんな贅沢な和風ティーブレイクをしたいですね。秋限定の味覚なので、ぜひ旬のうちに和栗を手に入れて作ってみてください。

 

糖質オフのポイント

糖質オフ生活は、我慢するばかりでなく、食べたいものの素材を工夫することで楽しく、美味しくなります。

今回の糖質オフレシピを実現させたのは、こちらの食材です。

 

・ラカントSシロップ

和栗はそのままでも美味しいですが、なめらかな食感、ほろりとほどける口どけは栗きんとんならでは。こんなに贅沢な旬の味覚を我慢するわけにはいきません。

和菓子は糖質の塊というイメージかもしれませんが、その糖質を工夫すればヘルシースイーツとして楽しめます。ラカントをうまく活用しながら、和栗のやさしく自然な甘みと風味に浸ってみてください。

 

<糖質オフレシピに使った商品の詳細はこちらから>

ラカントS

UPDATE : 2021.11.08

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